猫ハウス(猫ちぐら)を作る

近頃、ネコ界では「ちぐら」なる物が流行っているらしい。
どんな物かとググってみたところ、ワラで作られた物と判明。
新潟県の関川村の特産らしいので、「ちぐら」は方言なのだろう。
音の感じから「稚座」とでも書くのだろうか?
それにしてもメチャクチャ高いなぁー。 げっ!納期も、ずいぶん先だなー。
網目から想像する範囲では、それほど難しい物ではなさそうな印象。
よし、作ってみるか!(…と、やった事が無いので、無謀な事を考える)
ただ、ワラはたくさん必要な感じはする。(^o^;)ワラなんて、余計に取って無いんだよなー…

製作開始

まずはワラすき。(写真なし)
ワラから余分な葉や節を取って、使える中心の部分だけにする作業ね。
製作は1日に1時間程度で2週間ほどを予定しているので、1〜2日分だけ剥き、1回の作業分だけ水をかけて2時間ほど日陰に立て掛けておく。 こうする事でワラが柔らかくなり、作業性が抜群に良くなる。

製作4日目辺りで、ふと写真に残そうと思い、携帯電話で撮影。
保存しているワラの目的外使用なので、ワラの節約のために編み目が粗い。
売り物は縦同士がピッタリ並んでいるが、練習も兼ねた試作なので、このまま作って行く事にする。


4日目


写真1: 側面を編む

上の写真は、縁を編み始めて1日目。
底の網目が雑なのは、渦巻状に拡大していく途中で目の間隔の調節に失敗したから。
3日間、経験が無いまま勢いだけで編んで来たから、こんな物かな〜。(((;^^)
写真上部の縁だけ編み方が異なっているのは、出入口だけ編み方を変えてみたかっただけの事。
これも練習、練習。v(^ー^) (^^;)たぶん余計な事だろうと思うが

写真上部の右に出ているのは、編みかけのワラだが、その根元を縛るだけで固定されて解けない。
昔の人は巧い事を考えたものだ。

それにしても、この段階までで、当のネコは見向きもせずに遠巻きで通過するだけ。
乗せても、ダッシュで逃げるし…。
これ、使って貰えるのか?


5日目


写真2: 側面を折り返して出入口を作る。

折り返しているので、写真上部のワラの向きが写真1と異なる。
…それにしてもヘタな網目だなぁ。

ちなみに、この段階でも、ネコは近寄りもしない。(TーT)イーんだイーんだ


8日目


写真3: 出入口上部を繋げる

実は、この時点で写真を2度撮り忘れてしまった事を思い出した。
編み始める前に撮影すれば良かったのだが、解いてまで撮影する気は毛頭ないので、このまま。
写真3は、一休みの時に撮影したもの。 仮止めの洗濯バサミが光っているゼっ! b(^o^☆\バキッ

洗濯バサミ1つでも、固定されて解けないのはスゴイ。 この編み方を考えた先人に、改めて感謝。
それにしても…出入口がデカかったな…。(ーーゞポリポリ

さて、ネコはと言うと… 出入口の上部を繋げる直前に、初めて興味を持ってくれた。バンザーィ
編み始めようと材料を取りに行った数十秒の間に中に入った様子で、材料を持って戻って来たら、中でバリバリと爪のお手入れ… (ToT)使い方が違うよ
それに、外や内に飛び出したワラを食いちぎろうとするし…。 仕方ないので、編み終わったらハサミでチョキチョキチョキチョキ…。
写真3を編み始める直前も、隙を突かれて中に入られて鎮座っ!
気に入ってくれたのは良かったけれど、無理やり入ろうとするから作業のジャマなんだよ!


10日目(…たぶん ^^;)

実は、写真が1枚無い。 たぶん撮り忘れたのだろう。


写真4: もうすぐ完成かな

この日の作業が終わったので、紐で縛ってある。(撮影のため、洗濯バサミでワラをまとめた)
幾日も作業していると、手も速くなり、目のそろい方も安定してきている。
実際、出入口の上はしっかりしているが、下は軟らかくて若干不安定な気がする。

この頃になると、「ずーっと前からボクの物だよ」とばかりに居座り続けて出て来ないネコ…
あのぉ〜まだ完成していないんですけどぉ… ヾ(-_-;)出てくださいな


11日目


写真5: 完成!…と思ったが

底を編んだときの時間から、「今日は一気に完成させるぞー (^0^)/オー!」と編み始めた。
…のだが、なんと、予想外の材料切れ。orz ガックリ
ほんの一握り足りなかっただけなのにぃー。

…と言う事で、お楽しみは明日に。o(^-^)o ワクワク


12日目


写真6: コレで完成ーっ!

ワラ一握りを編むなんて、もうチョコチョコーっと馴れた技。ホントか?
で、中心をギュッと縛って完成ー!
…って、もう入っているし… ヾ(ーoー;) 写真撮りたいんですけどぉ


スペック+余談

大きさは、直径:40cm 高さ:35cm (売り物より、やや低いか?)
使ったワラ束: 15束ほど (途中、正月飾りに流用した分があるので不正確)
最後に縛った麻紐: 5cmくらい
その他の材料: 一切無し(接着剤も無し。 麻紐以外の100%が稲ワラ)
予定2週間に対して、12日で完成。
…てぇ事は、集中して作業すれば、材料の準備も含めて2〜3日で完成するのか。 手が痛くなるから、たぶんしないと思うけれど。(;^^)
作り方や使った(作った)道具は省略したけれど、まぁいいかな。 自分で作る人なんて多くはいないだろうから。
このページを偶然見つけて、作り方を知りたいというリクエストがあれば、材料が採れる秋以降に作り方を載せようかな。
(でも、メールアドレスはSPAM対策で載せません。 このページのURLから想像できるアドレスで届くハズですから。)

強度に不安はあったものの、ネコが上に乗っても潰れなかったのは意外だった。
コレくらいなら、1年程度は耐えてくれそう。 捨てる時も、焼いてしまえばOK。
夜は入っていない所を見ると、やはり寒いのだろう。 クッションくらいは入れてやろうと思う。
それにしても、出入口がデカいなぁ。

編んでいる途中、「昔、おひつを入れていた…」と言っていた幾人かは全員還暦以上。(^^;;)
そう言われてみると、保育園児だった頃に見た事がある…ような気がする新人類世代。((((;^^)